対人関係をよくしたいと思って、対人スキルを学んだ経験はありませんか?
わたしはずっと「人が嫌い」と思っていたので、対人スキルなんていらない!と思っていました。
人間関係をよくしたいという気持ちすら、「めんどくさい」「人間関係なんて最小限でいい」と封印していました。
だから、人間関係をよくしたいと思って対人スキルを学んだ経験のある人はすてきだな、と心から思います。
スキルを学ぶことはとても大切です。
でも、学んだからといってすぐにスキルを活かせるわけではありません。
何度もやってみて、失敗して、少しずつ身についていくものだからです。
最初からうまくいくなんて思わないほうがいいのです。
仏祖もとは凡夫なり
「仏祖もとは凡夫なり」
どんな高僧も初めはみんな「ただの人」だった。だから誰でもブッダになれるのです。
これはわたしの好きな”禅語”のひとつです。
著名な人も、成功者と言われる人たちも、最初からうまくいっていたわけではありません。
一度も失敗してこなかったわけではありませんし、一度も落ち込むことがなかったわけでもありません。
きっとたくさん失敗したから、きっとたくさん苦労したから、
そしてその都度、乗り越えてきたから、著名人になったり、成功者と言われるようになったのではないでしょうか。
赤ちゃんが何度も寝返りの練習をしたり、歩く練習をしたりする姿を見たことがありますか?
うまくいかなくても何度でも挑戦し、できたときには満面の笑顔(*^^*)
誰かと比較するわけではなく、自分のタイミングで、自分のペースで挑戦し、失敗から学びながらできるようになっていきます。
いろいろやってみて、経験から学ぶことが大切なのです。
自分を信じる
「自分を信じないのは時間の無駄である」
これもブッダの言葉です。
わたしは自分のことを信じられませんでした。
「どうせわたしなんて…」となにをやっても無駄だと思っていました。
自分を信じていない状態で、なにをやってもうまくいかないんですよね。
だって、できないと思っているのですから、心の中では。
自分だけは信じてあげよう!
そう思えるのが理想なのですが、過去のわたしのように自分で自分を否定している場合、「いやいや、信じるって言ってもさ」という気持ちになってしまうかもしれません。
そんなときは…
自分を信じてくれている人、自分のプラスの面を見てくれる人を信じることから始めませんか?
自分を否定している場合、たとえ信頼している人からの言葉でも、自分のプラス面に関する言葉はなかなか受け取ることができません。
でも、それって信頼している人のことも否定することになるんです。
少なくとも、その人の言葉を信じていないということになりますよね。
そのことに気づいたとき、わたしは愕然としました。
信頼していると思っている人のこともわたしは否定していたのか、と。
自分で自分を信じられない、信じることが難しい…
そんなときは信頼できる人の言葉を信じてみましょう。
受け取りにくいと感じるかもしれませんが、一度受け取ってみましょう。
「そうかもしれない」「そんな自分もいるかもしれない」
「この人からそう見えるんだな」という感じでOKです。
続けていくうちに、自分でも自分のことを信じられるようになっていくと思います。
すべてじゃなくても、一部でも、少しずつ少しずつ…
まとめ
最初からうまく人なんていません。
スキルや知識を得ただけでは身につかないのです。
失敗や苦労したことから学んでいく姿勢が大切です。
自分を信じていない状態でなにをやってもうまくいきません。
「どうせ自分なんて…」ではなく、「自分にもできるかも」に変えていくことが必要です。
自分で自分を信じることが難しいときは、信頼できる人の言葉を信じることから始めてみてもいいかもしれません。
失敗したらほかの人からどう見られるか気になってしまう…
自分を信じるなんてとてもできそうにない…
そう感じている人は、コーチングを受けてみてはいかがでしょうか?
ほかの人の目が気にならなくなったり、自分を信じることができるようになったり…コーチが寄り添うことで、本来の自分を取り戻し、自分を信じて生きていけるようになっていきます。
わたしのコーチングを体験したい方はこちら…