【愛着障害】他人の目が怖いのは〇〇がキライだから

✅人と接したり、人の目に触れるときに過度に緊張して挙動不審になる
✅ほかの人の目が怖くて、目をみて話せない
✅緊張や不安から、人の目に触れる場ではアレルギー反応が出たり、多汗になったりする

もし、あなたがこれらに1つでもあてはまるのであれば、とても生きづらい状態だと思います。
生きている限り、人との関わりは避けられませんから…

今回は、そんな対人恐怖を感じるようになってしまう原因について触れるとともに、解決法についても触れていきたいと思います。

対人恐怖を感じる原因

ほかの人の目が怖い、人と接することに過度に緊張する…
これらの対人恐怖を感じる原因は ”自分で自分を嫌っているから” なのです。

自分で自分を嫌っているので、ほかの人も自分と同じように自分のことが嫌いになるはずだと思っていて、ほんとうの自分を知られたくないと思うのです。
自分は自分のことが嫌いだけれど、ほかの人には嫌われたくない…そんな思いから、ほんとうの自分を知られないように”仮面”をつけたり、ほかの人の反応を過度に気にしたりするのです。

そして、いつか ほんとうの自分を知られて、嫌われてしまうのではないかと不安になるのです。
目を見たら、ほんとうの自分を知られてしまうのではないか、人と接するとほんとうの自分が出てしまうのではないか…
そんな恐怖や不安から、人の目が怖くなったり、人と接するときに過度に緊張したり、赤面や多汗などの身体症状が出たりするのです。

では、なぜ 自分のことが嫌いなのでしょうか?

子どもの頃、親などから”ありのまま”の自分を認めてもらえず親などとの間に心の安全基地となる愛着の形成が不十分だったことが原因なのです。
(愛着障害の詳細については 別ブログでお伝えしています)

対人恐怖の解決法

自分で自分を嫌っていることが対人恐怖の原因だとお伝えしました。
では、対人恐怖を解決するにはどうしたらいいのでしょうか?

対人恐怖を解決するためには、ありのままの自分、ほんとうの自分を自分で受け入れることが重要です。

ありのままの自分を受け止めるためには…
①自分の長所に気づきましょう
→自分にダメ出しばかりするのではなくできているところに目を向ける。長所と短所は表裏一体
②ネガティブな感情にもOKを出しましょう
→自分の感情を否定せず、ただそこにあるもの としてOKする。

ありのままの自分を受け止める方法として、③マインドフルネスの実践もおすすめです。

まとめ

対人恐怖についてお伝えしました。

対人恐怖を感じるのは 愛着障害により自分には価値がないと思い、ほんとうの自分を知られたら嫌われると思い込んでいるからなのです。
自分の気持ちを相手に投影している、ということができます。

解決法としては
①自分の長所にきづく
②ネガティブな感情にもOKを出す 
③マインドフルネスを実践する

セルフケアも可能ですが、やり方がわからなかったり、継続できなかったり、時間がかかったりすることもあります。
そんなときは、カウンセラーにご相談いただくことも可能です。

わたしのカウンセリングを受けてみたい方はこちら