毒親から解放される3つのステップ

あなたはいまの生きづらさをすべて親のせいにしていませんか?
何もかも親のせいにして、自分の人生から逃げていませんか?

自分の生きづらさが「毒親の影響」だと気づき、そこから解放されるまでの3つのステップについてお話したいと思います。

ステップ1:親に対して自分がほんとうに感じていたことを認め、受け入れる

自分の生きづらさは毒親に育てられたからだったんだ、ちゃんと愛されていなかったんだ、自分は機能不全家庭で育ったんだ、と気づくことが”はじめの一歩”です。

そして、そんな親に対する自分のほんとうの気持ち、憎しみや悲しみ、怒りなどの感情に気づき、その気持ちを認め、受け入れる…

それが”ステップ1”です。

明らかに虐待を受けていたような場合は、親に問題があったということがわかりやすいのですが、自分の親が毒親だったのだと大人になってから気づく、という人が多いのが現状です。

子どもの頃、自分の家庭が当たり前だと思っていたけれど、自分の生きづらさの原因を探しているうちに親に問題があったのだと気づくのです。
だからこそ、まず、親に問題があったのだと気づくことが必要なのです。

親に問題があったと気づくと、生きづらさが大きければ大きいほど、親への憎しみや怒りなどを強く感じることになります。
毒親に育てられた人は、自分の気持ちを抑えて生きてきた人も多いので、これらの気持ちを抑えこもうとするのですが、憎しみや怒りなどが自分の中にあることを認め、受け入れることが大切なのです。

ステップ2:親の問題を自分と切り離す

毒親に育てられた人の多くが、ほんとうは親に問題があるのに、それを自分が悪いのだ、わたしのせいなのだと自分の責任として引き受けてしまっています。
親に問題があった部分については、親の問題だ、親に責任があるのだ、わたしのせいではないのだ、と自分と切り離すことが必要です。

だからといって、親に直接「それは親の問題で、わたしのせいではない」と言う必要はありません。
自分の中で、宣言すればいいのです。

ステップ3:自分の人生の問題を自分で引き受ける

ステップ2まで進んだところで止まってしまう、ステップ3に進もうとしない人がいます。
それはなぜでしょう?

自分の人生がうまくいかないのは、自分がこんなに苦しんでいるのは、すべて親のせいだ!親が悪いのだ!と、自分の問題の責任まで親に渡してしまう人が多いのです。
親を責め続けることで、自分の問題からずっと目を逸らし続ける人が多いのです。

親の問題を引き受けてきたことで、とても苦しい思いをした、そのことを悲しんでもいい、怒ってもいい…
でも、自分の人生は自分のもの、親のものではありません。
たとえ、原因を作ったのが親だとしても、いま、あなたが抱えている問題は自分で解決しなくてはいけないのです。

自分の問題と向き合うことは怖いことかもしれません。 つらいことかもしれません。
でも、自分の人生の責任は自分で引き受けなければいけないのです。
すべて親のせいにして逃げていたら、自分の人生を生きることができないのです。

自分の人生の問題を自分で引き受ける、その覚悟をすることが最も大切なのです。

まとめ

毒親から解放される3つのステップについてお話しました。

ステップ1:親に対して自分がほんとうに感じていたことを認め、受け入れる
ステップ2:親の問題を自分と切り離す
ステップ3:自分の人生の問題を自分で引き受ける

すべてを親のせいにして、ステップ3に進まない、進めない人たちがいます。
自分の問題と向き合うことから逃げているのですが、そのままでは自分の人生を生きることができません。

生きづらさの原因は毒親にあったとしても、いま あなたが抱えている生きづらさから解放されるには、自分の問題を自分で引き受けることが必要なのです。

どうしてもステップ3に進めない、進みたくてもできない、そんなときはカウンセラーやコーチに相談してみてはいかがでしょうか?

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