気分が落ち込んだとき、あなたはどうしていますか?
人と会うのが億劫になり誰にも会いたくなくなったり、だるさを感じて家から出たくなくなったり、落ち込んだ気分とひとりで向き合う時間を取っていたりしませんか?
禅語に「身心一如」(しんじんいちにょ)という言葉があります。
身体と心はひとつだ、という意味です。
心が落ち込むと身体も動かなくなりますよね。
まさに、「身心一如」です。
でも、逆に…身体を動かすことで心も動く、と捉えることもできるのです。
気分が落ち込んだとき、実は無理のない範囲で身体を動かすことで気分を変えることができるのです。
気分が落ち込んだときは身体を動かす
気分が落ち込むと、身体にも影響が出ます。
だるかったり、力が入りにくかったり、そもそも起きられなかったり…
そうしていると、気分を変える機会を失って、ずっと気分が落ち込んだままになってしまうのです。
落ち込んだ気分からなかなか抜け出せず、
自分を責めたり、自分にダメ出ししたり…そんな経験、ありませんか?
気分が落ち込んだときは、無理のない範囲で身体を動かすことで気分を変えるきっかけをつくることができます。
たとえば、散歩をするとか、ストレッチをするとか、机の上を片づけるとか。
料理をする、掃除をする、身体を動かすゲームをするなど、身体を動かすことであればなんでもいいのです。
あなたが「これをやってみよう!」と思えることでいいのです。
身体を動かすことで、気分が落ち込むという悪循環から抜け出すきっかけがつくれるのです。
人に会って話をする
気分が落ち込むと、たとえ約束があっても人と会うのは億劫に感じるかもしれません。
用事ができた、と断りたくなるかもしれません。
強いストレスの要因となるような人と会うことはお勧めしませんが、友人などであれば人と会うことも気分を変えるきっかけになります。
身体を動かすことにつながるということはもちろんのこと、人と話すことで「気分が落ち込んでいる」という悪循環から少し離れることができます。
言葉にして話すことは「放つ」にもつながっています。
自分の気持ちを言葉にして伝えることで、自分の感情を「放つ」ことにつながり、気持ちを切り替えるきっかけになるのです。
外出するのはちょっと…という場合は、電話やオンラインで話すのもいいかもしれませんね。
最後に…
「身心一如」という禅語でもお伝えした通り、心と身体はひとつです。
どちらか一方のエネルギーが落ちると、もう一方のエネルギーも落ちていきます。
逆に、一方のエネルギーを高めることで、もう一方のエネルギーを高めることができるとも言えます。
気分が落ち込んだとき、悪循環に陥らないためには小さなことでも構いませんので、身体を動かすことを意識してみてください。
そして、可能であれば、人と会って話をしてみてください。
気分が落ち込んだとき、どんなことをやるのか、自分なりのリストを作成しておくことで、悪循環に陥ることを防ぐことができると思います。
身体を動かすのがほんとうにつらい、食欲もない、眠ることもできない…
そんな状態のときは、無理せず まずは身体を休めましょう。
2週間以上、このような状態が続くときには 心療内科など、医療機関を受診することをお勧めします。
カウンセリングやコーチングを受けることは、守秘義務に守られた、安心できる場で自分の気持ちを言葉にして話すことにつながります。
人間関係を気にせず、自分の気持ちを言葉にして話してみたい方は カウンセリングやコーチングを受けてみてはいかがでしょうか?
わたしのコーチングを受けてみたい方は…