成果を出すことを一番に考える人

自分のやりたい気持ちを一番に考える人

まわりの人の気持ちを大切にしたい人

深く考えて慎重に行動したい人

人にはそれぞれ大切にしたいことや
優先したいことがある

誰ひとりとしてまったく同じ人はいない

自分がなにを大切にしているのか
なにを優先したいと思っているのか

自分にとって、それはあたりまえのことだから
自分で気づくのは難しい

指示の通りに動けば売り上げは上がるけど
部下の意見はまったく聞いてくれない上司

もしかしたら、売り上げを上げるという成果を
なによりも優先しているだけかもしれない
部下との関係性に意識が向いていないだけかもしれない

「成果」をキーワードにしたら
どんな関係が築けるだろう

ざっくりとした方向性しか示さず
具体的な指示がまったくない上司

もしかしたら、やるぞ！という気持ちを
なによりも優先しているだけかもしれない
具体的な手順に頭を働かせていないだけかもしれない

「目指すこと」をキーワードにしたら
どんな会話になっていくだろう

相手の言動を観察することで
その人が大切にしていること、優先したいことが見えてくる

相手の大切にしていることを踏まえて
相手の言動を受け止めてみると
これまでとは違う世界が見えてくるかもしれない

誰にでも大切にしていることがある
誰にでも優先したいことがある

それは人によってさまざまで
自分でも気づいていないかもしれない

そんな視点で相手を見てみよう
そんな視点で相手の言葉を聞いてみよう

これまでとは違うなにかが見えてくるかもしれない
これまでとは違うなにかが聞こえてくるかもしれない

自分が大切にしていること
相手が大切にしていること

どちらも大切にできる人でありたいと
わたしは思う