自己信頼感を高めるために必要な2つのこと

あなたは自分を信じていますか?

「自分はダメな人間だ」
「自分には価値がない」
「なにをやってもうまくいかない」

そんなふうに思っていませんか?

自分を信じる=自己信頼感を高めるために必要なことについてお話していこうと思います。
必要なこととは次の2つです。

①自分の感情をありのままに受け止める
②自分との約束を守る

①自分の感情をありのままに受け止める

自分を信じるためには、まず 自分の感情を評価・判断せず、ありのままに受け止めるということが必要です。

「うれしい」とか、「楽しい」とか、「よろこび」とか
一般的に”ポジティブ”とされている感情は受け止めやすいかもしれません。
でも、「かなしい」とか、「怒り」とか、「妬み」とか
一般的に”ネガティブ”とされている感情はどうでしょうか?

「こんな感情を抱くなんて、わたしはなんてイヤな人間なんだ」とか
「わたしはダメな人間だから、こんな感情が浮かぶんだ」などと思っていませんか?

自分の感情をよくないものとして受け止めると、自己批判や自己卑下の思考が動き出します。
”ネガティブ”な感情を否定することが、自分を否定することにつながっているからです。

感情が浮かんでくることを自分で制御することはできません。
自分の状態を調えたり、考え方を変えていくことで浮かびにくくすることができたとしても、浮かんでくることを止めることはできないのです。

また、本来 感情に”いい”も”悪い”もありません。
ただ、感情がある、というだけなのです。

感情が浮かんできたら
「あぁ、いま わたしはかなしいんだな」
「いま、わたしは怒っているんだな」
そんなふうに、感情をありのままに受け止め、そのまま観察してみてください。

ネガティブな感情をありのままに受け止めることが、あなた自身をありのままに受け止めることにつながり、自分を信じることができることにつながっていきます。

②自分との約束を守る

自分との約束、守っていますか?
自分でやると決めたこと、こうしようと決めたことを実行していますか?

たとえば、毎日必ず30分散歩すると決めたとします。
最初の3日間は実行したけど、4日目に雨が降り、散歩できなかったとしたら、そのとき どんな気持ちになりますか?
「3日坊主になってしまった。自分はなんて意志が弱いんだ。だからダメなんだ」などと思ってしまいませんか?

脳の仕組みから考えると、3日坊主になるのはとても自然なことなのですが、
自分との約束が守れなかったとき、自己批判や自己否定の気持ちに陥ってしまいやすくなるのです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

たとえば、歯を磨く、顔を洗う、服を着替えるなど、とても簡単な行動を”やる”と決めてから行動するのです。
「歯を磨く」と自分で決め、実際に「歯を磨く」という行動をする、というイメージです。

いつも歯を磨いているけど?と思うかもしれません。
そんなことで、自分を信じることができるようになるの?と疑問に感じるかもしれません。
それでいいんです!
自分で決めたことを自分で実行する、ということが大切なんです!

自分で自分を信じられるようになると、これまでやっていなかったことにチャレンジすることができるようになっていきます。
まずは、いまの自分で簡単にできることから始めることがポイントです。

まとめ

自己信頼感を高めるために必要な2つのことについてお話ししました。
いかがだったでしょうか?

①自分の感情をありのままに受け止める
②自分との約束を守る

自分を信じられるようになると、自己肯定感が高まり、不安な気持ちでいっぱいになったり、苦しさを感じたりすることが減っていきます。
また、新しいことにチャレンジしたり、変化を楽しめるようになっていきます。

今回お伝えした2つのことをぜひ実践していただき、ありのままのあなたで生きる人生を手に入れてほしいと願っています。

自分の感情をありのままに受け止めることは、人によって難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ひとりで取り組んでみたけど、うまくいかないという方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方は、カウンセラーやコーチに伴走してもらうという方法があります。

わたしのコーチングでは自分の感情をありのままに受け止めるだけでなく、
あなたがあなたらしく生きるためのメソッドを提供しています。

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