「書く」、それはほんとうはとても楽しいこと

でも、いつも比べられたり、評価されたりして
どんどん楽しくなくなっていく

原点に戻って枠を外し、
「書く」ことそのものを味わうことができる

それが すみあそび です

どんなことをするの?

墨といろんな道具を使って、いろいろな紙に自由に、書きたいものを書きます

いろんな道具とは、書道の筆はもちろんのこと、絵を描くための筆もありますし、綿棒や割りばしのような筆ではないものも使います
指で直接書いてみる、というのもOKです

お手本はなく、テーマも決まっていません
その時、その人が書きたいものを自由に書く…それが すみあそび です

用具はすべて用意されていますので、墨も紙も道具も、好きなだけ使って構いません

すみあそびの場は、子どもから大人まで、誰でも自由に参加できます

墨で遊んで、調子に乗っちゃいましょう!

すみあそびとは

理論について少しだけ… (朱紅・書と生き方研究所 より)

「すみあそび」は書道家であり、個人や組織の発達の研究やコーディネートを生業としている櫻井育子さん(朱紅)が考案したオリジナルワークで、認知心理学や発達心理学の理論に基づいて考案したものです

「書く」という原初の欲求に基づいた「あそび」を通して湧き上がる感情や思考をそのまま受け取り、味わうことにより、そもそも自分自身が持っている創造性を発揮させ、表現を促進させるワークショップです

自由な表現を、シンプルな「墨」を用いることで、絵とは異なる感覚の「書く」に特化しており、そのため、子どもから大人まで、あるいは障害や年齢に関わらず、非言語で、すべての人は楽しみ、自分を発見できる場になっています

「自由に」
大人にとって、時にこの言葉は不自由に感じるようです
一方、子どもたちは言われなくとも自由に、のびのびとかくことを楽しみます

「自由」に対して感じる不自由さが
自分がとらわれている何かに気づくきっかけになることがあります

わたしとすみあそび

わたしにとっての「すみあそび」についても少しお話しようと思います

初めてすみあそびを体験したとき、とても驚きました
とても集中して、静かで、自分と向きあう時間を過ごすことができたからです

ただ、筆で文字や線などを書いていただけなのに…です

その感覚は座禅をしているときに近いと感じました
座禅で、集中して座っていることは少し難しいと感じる方でも
「気がついたら集中していた」という状態になることができるのが
すみあそびのおもしろいところだなと感じています

安心・安全の場で、五感を十分に味わうことができると
人は心からリラックスすることができます

すみあそびの場では、誰とも、なにとも比較されることなく
また評価をされることなく「書く」に集中でき、
視覚だけでなく、紙や筆の違いによる感触の違いを感じたり、
墨の匂いを感じたりすることで、自分の感覚に集中することができます

心からリラックスできる場だからこそ、安心して自分と向きあうことができる
それがすみあそびの場だと感じています

ある保育園で実施したすみあそびの様子はこちらこちらから
(わたしのブログではありませんが様子は確認していただけると思います)

すみあそびに興味を持った方は
下記ボタンからお問い合わせください↓↓