【愛着障害/AC】自分に自信を持つための3つの方法

あなたは自分に自信がありますか?

わたしはずっと自分に自信が持てませんでした。
何の取り柄もなく、自分なんて…といつも思っていました。
ほかの人からほめられても、自分のことではないように感じ、その言葉を受け取ることができませんでした。

「自信」は”自分を信じる”と書きますよね?
そう、自分で自分を信じられる状態、それが「自信」なのです。

そんなこと、わかってるんだよ!
自分で自分を信じられないから苦しいんだよ!

そうですよね、それができたら苦しんでいないですよね…

愛着障害やアダルトチルドレンの人は、子どもの頃、自分を否定されたり、自分を抑制しなければ生きていけなかった…
自分に自信を持つことなんてできないですよね。

愛着障害やアダルトチルドレンの人は、心の土台が不安定なまま 大人になったことで、さまざまな悩みや生きづらさを抱えています。
自信は心の土台が安定していることで生まれます
心の土台が不安定だと、自分に自信が持てないのです。

今回は、心の土台を安定させつつ、自分に自信を持つための3つの方法をお伝えしていこうと思います。

1.どんな自分もOKだと受け入れる

できる自分、役に立っている自分だけを認めていませんか?
うまくいかなくても、やる気が出なくてだらけていても、誰の役にも立っていないと思う日があっても、そんな自分もいるよね、と受け入れることが大切です。

愛着障害やアダルトチルドレンの人は、どんな自分にもOKを出すということが苦手です。
心の土台が不安定だと、自分にOKを出すことが難しいのです。

自分の感情に気づき、その感情をそのまま受け止め、できていても、できなくても、自分は大丈夫だと思えるようになることが自信への一歩になります。

それをしていてもあなたは大丈夫です。

それをしていなくてもあなたは大丈夫です。

どちらも大丈夫です。

2.できること、できていることに意識を向ける

できていないことばかり、気になっていませんか?
できていない自分を責めたり、自分にダメ出ししたりしていませんか?

たとえば、会社員なら毎日仕事をしていること、これも”できていること”です。
食事を作ったり、洗濯したり、掃除したり、これらも”できていること”です。
相手の気持ちを察したり、つらさを感じている人がいないように配慮したり…
意識しなくても”できること”もたくさんあるはずです。

”できていること”をできていると認めること、
意識しなくても”できること”を意識すること、
そうやって、”できること”や”できていること”に意識を向けることが大切です。

”できること”や”できていること”が人によって異なるように、
”できないこと”も人によって異なるのです。
あなたにできることがほかの人にとってできないことなのかもしれません。

できていないことにだけ意識を向けるのではなく、
できること、できていることにも意識を向けることで、
少しずつ自分に自信が持てるようになっていきます。

3.小さなことからチャレンジする

いまの自分にできることで、やっていないことにチャレンジしてみましょう。
小さなチャレンジによる”成功体験”を積み重ねていくのです。
たとえば…

・朝、鏡の中の自分に向かって、笑顔で「おはよう!」と声をかける
・寝る前に今日あった”いいこと”を3つ思い出す
・洗面台を使った後、はねた水を拭く
・1日1回は郵便受けを確認する

これらの一つ一つは”小さなこと”ですよね?
その”小さなこと”をやる!と決めて、それを実行するのです。
そして、実行できた自分を、自分でほめてあげるのです。

ポイントは、①いまの自分にできること、②やると宣言してから実行すること、③実行できた自分をほめること です。

自分で決めたことを自分でできるようになる、この積み重ねが自信になっていきます

まとめ

自分に自信を持つ3つの方法をお伝えしました。

①どんな自分もOKだと受け入れる
②できること、できていることに意識を向ける
③小さなことからチャレンジする

愛着障害やアダルトチルドレンの人にとって、①は少し難易度が高いと感じられるかもしれません。
そんなときは、③からやってみることをお勧めしています。
小さなことからチャレンジして、「やれる」という体験を積み重ねていくことで、②のできること、できていることに意識を向けることができるようになっていきます。
そして、少しずつ変化していく自分を感じると、①のどんな自分もOKだと受け入れることができるようになっていきます。

まずは③を継続してやってみましょう。

ひとりではなかなか継続して実行できないとか、どんな自分もOKだと受け入れられないという場合は、カウンセラーに伴走してもらうことを検討しませんか?
伴走者がいることで継続するためのモチベーションを保つことにつながりますし、伴走者に自分を受け入れてもらう体験をすることで、自分で自分を受け入れることができるようになっていきます。

わたしのカウンセリングを試してみたい方は…